転職お役立ち情報 目指したきっかけとは

目指したきっかけ

早速ではございますが、何故アナタは看護師になろうと思ったのですか?それはいつ思いましたか?幼い頃にお世話になった看護師に憧れて…、それとも小説やテレビの影響で…、 周りの人の薦め、もしくは身近に起こった事がきっかけで…。 など目指したきっかけは人それぞれです。
ときには挫折、または精神的、肉体的に辛くなった、職場での人間関係など、看護師を辞めようと思った方もいらっしゃるのも現実にあるかと思います。それでもまだ看護師として働いている理由はあるはずです。

そこで、「何故、看護師として働き続けるのか?」という観点で看護師の方からいただいたお声をご紹介いたします。是非、記事をご覧になっていただいて、看護師という職業の魅力を再認識していただき、またこれから目指す看護師の卵の方は、「看護師はなんていい仕事なんだ!」と看護師の魅力を存分に感じていただけると幸いです。

看護師という職業の魅力を再確認

  • 看護師として何ができるのか考え寄り添う
    【看護師31歳(広島県出身)】

    もっと見る

    私は看護学校を卒業後、急性期病棟で経験を積みました。

    入院患者さんは高齢者で重症な方が多く元気に退院することができない患者さんばかりでした。そのため患者さんを看取る機会が多かったと思います。
    看取りの看護は何度経験しても答えがなく自問自答し悩むこともありましたがカンファレンスを開き、同僚や先輩に助言をもらうことで多くの患者さんの看取ることができました。
    日頃どんなに業務が忙しくても同じ職場・チームでの情報共有を大切にしサポートし続けることが質の高い看護師に繋がると確信しています。

    現在も私は急性期病棟で勤務しています。
    整形外科の病棟となりリハビリで回復していく患者さんの姿を見て、これまでと違うやりがいを感じています。

    看護師として働くうえで私が大切にしているものは「患者さんや家族が何を望んでいるのか的確にキャッチして看護師として何ができるのか考え寄り添っていく」ということです。

    看護観は経験を通じて変化していきます。私は人の看護観に触れることで成長してきました。
    自分も看護師として活躍されている方々にも役に立ち良い連鎖ができるよう日々成長していきたいと思います。

  • 家族と共に関わりを持ち看護
    【看護師32歳(福岡県出身)】

    もっと見る

    私は、民間病院一般病棟で内科~外科の患者様を受け入れ、幅広い疾患の患者様の看護をしてきました。

    大学病院では新生児集中治療室と内科混合病棟(内分泌疾患、呼吸器・循環器内科)で専門的な治療や看護を学びました。

    医師会病院、内科・小児科病棟で小児~高齢者まで幅広い年齢層の患者の看護を行い、家族への在宅看護指導等を含めた退院支援も行いながら患者様と家族と共に関わりを持ち看護を行ってきました。

    島内に唯一の急性期総合病院では日々近隣の島や診療所からの患者様受け入れやヘリ搬送をしたりと今まで経験出来なかった看護を知る事が出来ました。

    看護師として働く中で、まだまだ知らない知識や技術、現状や環境があると見に染みて感じています。
    これまでの看護師経験で得たものを活かしまだ知り得ていない知識や技術等を習得していきどんな状況でも早い判断と決断力をもち患者様や家族の方々に寄り添った看護が出来るような看護をしていきたいと思っています。

  • 自分自身も成長し役立つ人材になりたい
    【看護師30歳(熊本県出身)】

    もっと見る

    地元の公立病院では約6年間一般病棟に配属でした。
    消化器呼吸器外科で4年、整形外科で2年務めました。

    地域の中核病院であったので、担当医が治療から最期まで担当していた為、ターミナル期の患者や化学療法を併用している患者等も混在していました。

    応援ナースでは、昨年は長野の病院の救命病棟で6ヶ月、次に千葉の病院の整形外科・脳外科混合病棟で1年勤務しました。
    貴院は急性期病院であることと専門科が多く院内での研修や勉強会なので自分自身の学べる場も多いと思ったからです。急性期病院での看護師の役割や治療を学び、入院から退院を見据えた患者または患者家族への看護を実践していきたいと思っています。

    希望の病棟は経験のある病棟ですが配属していただいた病棟で自分に不足している部分は勉強し、自分自身も成長し役立つ人材になりたいと思っています。
    どうぞよろしくお願いします。

  • 幅広い看護ケアに対応
    【看護師34歳(東京都出身)】

    もっと見る

    私はこれまで呼吸器内科、整形外科、脳外科、高齢者施設で患者さんのケアに携わらせてきました。そのため幅広い看護ケアに対応できます。

    急性期、回復期、終末期のすべてのステージの患者さんに関わってきたので、それぞれのステージの看護のニーズも理解しています。

    派遣看護師の経験もあり、様々な施設でいろんな人たち(患者さんとその家族、スタッフを含む)とからコミュニケーションを取ってきたので、新しい職場での連携をとることも長けていると思います。

    またオーストラリアの高齢者施設で介護の仕事をし、看護学生として病院と高齢者施設で実習しました。そのため多様性について理解しています。

    訪日外国人数が増えている昨今、宗教や文化の多様性を理解し、かつ外国語に対応できる看護師の必要性は高まっていると思います。
    以前、成田空港近くの病院で勤務していたとき、外国の航空会社のスタッフが緊急入院してきました。しかし英語しか話せない方だったため、私がメインで関わらせて頂きました。

    私自身、幼少期に通院、手術歴があるので患者さんの心に寄り添った看護を実践することを常に心がけています。

  • この仕事をしていて本当によかった
    【助産師33歳(福岡県出身)】

    もっと見る

    これまで周産期領域に約8年、看護師・助産師として携わってきました。
    「自分がして欲しいことを相手に行う」をモットーに助言・ケアを行ってきました。
    その結果、患者との信頼関係が出来ていると感じています。

    小学生となったNICUの卒業生と交流が現在もあり、また患者アンケートで「〇〇さんでよかった」「また〇〇さんに取り上げて欲しい」という言葉をいただきました。
    この仕事をしていて本当によかったな、と感じています。

    母性領域の看護に興味がある学生さんは決して多くはないと思いますが、少しでも私が感じている喜びを感じて、学生が母性看護に興味を持てるよう援助できればと思っています。

  • 自分の看護に自信を持つことが必要
    【看護師30歳(岐阜県出身)】

    もっと見る

    私の看護観は患者様一人一人に寄り添った看護の提供です。
    患者様に安心感を与えられ、そして信頼していただける看護師が私の理想とする看護師像であり、学生時より持ち続けている目標です。

    そのため、知識・技術の向上を図り、自分の看護に自信を持つことが必要であると考えています。看護師が不安であると患者様も安心して治療に専念することができないため、どんな時でも笑顔で患者様と接することを意識して働いています。

    以前は看護師としてばりばりと仕事をこなすことが目標でしたが、それだけが看護師の仕事ではなく、患者様が疾患を抱えながら生活を送る、その手助けをしていきたいと考えています。
    看護師として働き、経験を積むことでできることも増えてきています。
    忙しさのあまり患者様に向き合えず、業務をこなす事のみに捉われてしまい歯がゆさを感じる事もありましたが、今後も患者様を敬い倫理に基づいた行動を念頭に、自分の理想とする看護師像に近づけるよう日々の努力を怠らないようにしていきたいです。

看護師を目指した時を思い出す看護師

看護師を目指す志は、人それぞれです。
きっかけは何にせよ、看護をしたい気持ちは共通です。

現在、思うようにいかない、自身を取り巻く環境が悪い、周囲が理解してくれない…など、つまづいてしまったり、妥協している方もいらっしゃるかもしれません。そういう時は、初心に帰り看護師を始めた頃の志を見つめ直してみるのもいいでしょうね。きっと何かの手助けになるはずです。