小論文の書き方・徹底対策

~小論文のポイントを知っておこう!~

小論文は採用試験で提出を求められる事が多く、面接に次いで重要であり、
あなたの看護に対する考え方や価値観などを知る上での判断材料となります。
小論文の書き方のルールやポイントをまとめましたので、ご参考くださいませ。

小論文を書く手順

看護師の就職・採用試験対策

看護師の小論文は
「序論」「本論1」「本論2」「結論」
で構成するのが基本構成となります。

あくまでも基本構成です。他にも複数の構成はあります。
各項目の時間配分は、
「60分800文字」の場合で算出しております。

① 設問を熟読し文章構成を考える(5分)

設問を熟読し文章構成を考えるイラスト図

まずは、設問(資料)を読み取り、内容をきちんと理解する事が必須です。
何を書けばよいか、明確にしておき要点をまとめておくのがポイントです。

② 構成を考え内容を整理し組み立てる(10分)

構成を考え内容を整理し組み立てる様子イラスト図

全体の構成を組み立てます。重要なのは最初に結論を決めておくことです。
結論を決めておくことで、文章の順序や段落、構成がぶれずに書き進めることができます。

【序論】
テーマに対する自分の考え・結論を簡潔に述べます。
【本論1】
自分の考えに対する説明を実体験や著名人の引用などをもとに説明します。
【本論2】
本論1の内容に沿った説明の補足や反論など自分の考える内容を深堀りしていきます。
【結論】
テーマに対する自分なりの考えを再提示します。解決策や目標を挙げて文章を締めます。

③ 執筆(40分)

執筆している様子イラスト図

文章構成を組み立てたら、実際に執筆します。
【字数制限の9割以上は書く】
字数制限がある場合は少なくとも9割以上は書く必要があります。
逆に制限字数を1字でも超えると減点されることもあるので注意しましょう。

【原稿用紙の使い方に気を付ける】

  1. ❶ 1マスに1文字が原則(句読点や括弧も同様)
  2. ❷ 段落の始めや改行は1マスあける
  3. ❸ 数字は、縦書きの場合は漢数字、横書きは算用数字を使用する
  4. ❹ 記号は多用しない
執筆書き方説明図

④ 確認・見直し(5分)

確認・見直しイラスト図

必ず読み返して確認をしましょう。
誤字・脱字のチェックや文面に違和感がある場合は手直しなどをする。

ココがポイント!!
見直しチェックリスト

  • 誤字、脱字、略字はないか
  • 送り仮名に間違いはないか
  • 一人称は「私」にしているか
  • 字数の過不足はないか
  • 適切な文法、表現ができているか
  • 適切な段落分けはできているか
  • 全体の流れ、結論は明確か
  • 語尾は揃えているか※敬体(です、ます)ではなく、常体(だ、である)を使用。

小論文でよくあるテーマは?

様々なテーマに分けてピックアップ

看護師の小論文でよく出題されるテーマは多岐に渡り、
自分のことや看護観や社会問題、医療についてなど様々です。
ここでは、よく設けられるものについてご紹介します。

【自分について】

  • あなたが目指す看護師像とは
  • あなたの看護観について
  • 看護師を目指したきっかけ
  • 仕事のやりがいについて
  • どのようなキャリアプランを
    持っているか

【医療、看護について】

  • 最近気になっている医療問題
  • 再生医療について
  • チーム医療について
  • 医療従事者としての心構え
  • 看護業務をする上で最も大切に
    していること

【時事、社会問題について】

  • 新型コロナウイルス対策について
  • 災害医療について
  • 情報化社会と医療の関わり
  • SNSの利用と社会問題について
  • 高齢化社会における問題と
    若者のあり方

【その他】

  • 命について
  • 心の豊かさについて
  • チームワークとは
  • 地球環境と健康の関係について
  • あなたの考える
    「癒す・癒される」とは

上記の様なテーマが多く見受けられる傾向にあります。
何度も書く練習をして、テーマの理解力、文章力をつけましょう。
思い通りの文章や表現ができるよう、練習を重ねることがとても重要です。
ナースパワーでは実際の看護師の方の看護観を掲載しております。
小論文を書く上で参考になる事もあるかと思いますので、是非ご覧ください。

~まとめ~

この記事では小論文について書く際のポイントや注意点、またよく出るテーマなどをご紹介しました。小論文は、看護系学校の入試試験、就職の採用試験などで導入されております。
採用担当者は、加点方式ではなく、減点方式を用いて小論文の評価をしているのが現状です。
減点対象を減らすことを重点に置いて、勉強に取り組むことが必須です。
様々なテーマに沿って、時間配分にも注意しながら実際に小論文を書いてみましょう。
書き終えたら、自分で見直すことはもちろん、他の人に見てもらうこともポイントです。